勇者が魔王様の子供を孕みたい日記

魔界歴2025年5月11日。今日も魔王城の窓からは真っ赤な月が覗いている。私は勇者としての使命を忘れたわけじゃない。ただ...あの威厳ある魔王様の黒い翼に、どうしても心奪われてしまったんだ。

魔王様との出会い

最初はただの敵同士だった。剣を交えるたびに、あの漆黒の瞳が私を貫く。

• 第一戦：魔王城の玉座の間で初対峙
• 第二戦：月明かりの下での一騎打ち
• 第三戦：温泉街での偶然の再会...これが運命の分かれ目だった

「お前の剣の煌めき...見惚れてしまうな」あの時、魔王様はそう囁いた。その声は深くて、蜂蜜のように甘くて...

禁断の恋の始まり

魔王様の手は大きくて温かかった。あの時、私は確信した この人でなければいけない、と。

半魔半人の子を孕むために

人間と魔族の間には越えられない壁がある。でも、伝説の魔導書『闇の妊娠術』にはこう書かれている。

• 満月の夜に契約を交わすこと
• 魔王の血を3滴飲み干すこと
• 愛の言葉を魔界語でささやくこと

「ヴァス・トル・マリク・エス」...これは魔界語で「永遠にあなたを愛す」という意味だ。今夜、私はこの言葉を魔王様に捧げよう。

魔王城の寝室には黒薔薇が咲き乱れている。あのベッドの上で、私たちはきっと...。勇者の鎧はもう邪魔だ。今夜だけは、ただの女として抱かれたい。

窓の外では、魔界特有の赤い雪が降り始めた。魔王様が私の名を呼ぶ声が、廊下から聞こえてくる。ああ、もう待ちきれない...